【2020年】おすすめの「VISA」デビットカードはこれだっ!

デビットカードは、ここ数年で一気に知名度を上げたのは記憶に新しいでしょう。

ここまで知名度が上がった理由は、国際クレジットブランドである「VISA」と「JCB」が日本のデビットカード業界と提携したからに他なりません。

クレジットカードのように使える上、これまでクレジットカードを作ることができなかった人達にも、VISAナンバー、JCBナンバーが発行され、利便性がかなり高くなりました。

ネット通販などは、現金振り込みや代引きに対応していない場合も多く、クレジットカードを作れない人にとっては、かなり不便でした。

しかし、国際ブランドのデビットカードが流通を始めたことで、多くの人がそのメリットを享受できるようになったのは事実です。

今回は、2018年最新のVISAデビットカードのおすすめを紹介していきます。

VISAデビットカードのメリットとデメリットについても合わせて解説していきますので、合わせてお読みください。

VISAデビットカードのメリットとデメリットとは?

VISAデビットカードのメリットとデメリットとは?

VISAデビットカードには多くのメリットがある一方で、デメリットも抱えています。

ここでは、VISAデビットカードのメリットとデメリットについて解説していきます。

VISAデビットカードのメリット1.世界中の加盟店の多さ

世界ナンバーワンの加盟店を誇っているのが、アメリカ発祥のVISAブランドです。

日本発祥のJCBブランドは、日本国内で使う分には困りませんが、海外の一部ショップやサービスにおいて、VISAしか使えないという所もあります。

VISAは、世界中のほぼすべてのショップやサービスを加盟店にしています。

そう考えると、使えないところがないというのがメリットの一つになってきますね。

VISAデビットカードのメリット2.高校生でも作れる

クレジットカードは審査があるため、高校生を除く18歳以上の人しか作ることはできません。

しかしデビットカードは、審査がなく中学生を除く15歳以上から作ることができます。

JCBデビットカードも中学生を除く15歳以上から作ることができますので、このメリットはVISAとJCB療法に共通するメリットということになります。

15歳以上からデビットカードを作るメリットは、若いうちからカードによるお金の管理を体験できる点です。

クレジットカードは基本的に社会人になってから作るものです。

しかし、後払い制ということもあり、クレジットカードの使い過ぎによるカード破産などが多く、その理由は若いころからお金に対する知識不足、認識不足が挙げられています。

teacher
大人になってからお金の管理で苦労するのではなく、高校生のうちから自分のお小遣いや、バイト代を管理していけば、健全なお金の使い方が身につくというメリットもあります。

VISAデビットカードのメリット3.現金キャッシュバック還元率の高いデビットカードが多い

JCBデビットカードにも現金キャッシュバックタイプのデビットカードがありますが、還元率が低く、多くても0.2%や0.25%といった還元率です。

VISAデビットカードは、JCBデビットカードのキャッシュバック還元率に比べ、最大で0.6%もの還元率があるカードも存在しています。

使えば使った分だけ、お金が振り込まれる仕組みになっており、常時最大で0.6%もの値引きがされている状態でもあります。

対象サイト限定で利用できるポイントとは違い、実際に現金として振り込まれるということから、VISAデビットカードの高いキャッシュバック還元率を支持している人も多いです。

VISAデビットカードのデメリット1.年会費無料が少ない

VISAデビットカードの大多数が、1年に一度支払わなくてはならない年会費が発生します。

JCBデビットカードは年会費無料のものが多く、初年度が無料でも使い方によっては永年無料になるカードもあります。

VISAデビットカードは、世界一の加盟店を誇る国際ブランドであることから、そのシステムを維持するために、多額の費用が発生します。

その費用に充てられているのが、1年に1回発生する「年会費」です。

もちろんVISAデビットカードにも年会費無料のカードはありますが、その場合のキャッシュバック還元率や、ポイント還元率は年会費有料のものに比べると、どうしても見劣りしてしまいがちです。

年会費と還元率のバランスを考えて、発行するデビットカードを選んだほうがいいかもしれませんね。

VISAデビットカードのデメリット2.ポイント付与、キャッシュバック還元率の低さ

JCBデビットカードに比べて一番のデメリットになるのが、先ほども少し触れた「ポイント付与、キャッシュバック還元率」です。

年会費との関連性もありますが、JCBデビットカードの還元率に比べると、かなり低いと言わざるを得ないのが現状です。

最近では楽天VISAデビットカードが、これまでの年会費1,080円を倍額の2,160円に引き上げ、ポイント還元率を0.5%から1.0%にしました。

しかし年会費と還元率のバランスを考えると、国内の利用に限ってはVISAデビットカードよりも、JCBデビットカードの方がコストパフォーマンスは高いです。

年会費無料で基本ポイント還元率(キャッシュバック率)が1.0%ですから、かなりお得なカードであることは間違いないでしょう。

楽天VISAデビットカードは、海外旅行や海外出張が多い人にはおすすめできますが、国内の利用だけを考えると、お得感は年会費分違うということになります。

2018年おすすめのVISAデビットカード5選

2018年おすすめのVISAデビットカード5選

VISAデビットカードのメリットとデメリットを踏まえて、2018年おすすめのVISAデビットカードを厳選して5枚紹介していきます。

1.PayPay銀行VISAデビットカード

1.PayPay銀行VISAデビットカード

ネット銀行では大手に入る、PayPay銀行のVISAデビットカードです。

ネットショップで買い物をする場合には、VISAデビットカードを作った際に一緒に送られてくるパスワード生成トークンが必要となる、かなりセキリュティ能力の高いVISAデビットカードです。

特徴

銀行窓口を持たないネット銀行が発行するデビットカードで、基本の口座管理はATMで行います。

コンビニのファミリーマートと提携しており、T-ポイントが貯まるファミマT-カードの機能が付いたデビットカードを発行できるという特徴があります。

ネット銀行の多くは、口座への入出金に手数料を設けていますが、PayPay銀行では3万円以上の入出金であれば、手数料無料で使うことができるのも特徴です。

おすすめの理由

PayPay銀行のVISAデビットカードをおすすめする人は、海外旅行や海外出張が多く、現地通貨をATMで引き出すことが多い人です。

VISAデビットカードを使って現地通貨を引き出す場合、為替手数料や、事務手数料、両替手数料などがかかります。

PayPay銀行は、引き出すお金の3.02%が手数料で差し引かれるだけなので、両替手数料や為替手数料などが一切発生しません。

現地の両替業者を通して現地通貨を手に入れるよりも、ずっとお得です。

注意点

PayPay銀行のVISAデビットカードの注意点として、ポイント還元率が低、ポイントの利用場所もかなり限られる場合があるという点です。

T-ポイントカード機能が付いているタイプのデビットカードであれば、コンビニのファミリーマートでの利用でポイント還元率1.0%になりますが、それ以外では0.2%しかポイントが還元されません。

ポイント自体もT-ポイントになるため、使える場所がかなり限定されてしまうことを覚えておきましょう。

teacher
生活圏にTSUTAYAやファミリーマートといったT-ポイント提携店舗がなければ、利便性が一気に下がってしまうため、ポイント還元率で選ばないほうが無難です。

PayPay銀行VISAデビットカード」の公式サイトはこちら

2.三菱UFJ-VISAデビットカード

2.三菱UFJ-VISAデビットカード

メガバンクの一つである三菱UFJ銀行が発行しているVISAデビットカードです。

三菱UFJ銀行は、JCBデビットカードも発行しています。

JCBはOkiDokiポイントというポイント付与がありますが、VISAデビットカードの場合は、現金が振り込まれるキャッシュバックになります。

特徴

年会費は無料になります。

メガバンクのVISAデビットカードということもあり、公共料金の引き落としや、携帯電話の引き落としにも利用できるクレジットカードに、かなり近い利便性をもっているのが特徴です。

おすすめの理由

ネット銀行や地方銀行とは違う「安心感」がおすすめの理由です。

銀行の破綻ニュースなどが多くありますが、メガバンクということもあり、破綻の可能性はかなり低いと言えます。

キャッシュバック率のベースは0.2%と低めです。

teacher
デビットカードでは基本的に公共料金や、携帯電話の料金支払いに設定できませんが、このカードであれば、毎月の引き落としに対応できるのも三菱UFJ銀行というメガバンクの信頼度の高さですね。

注意点

ベースとなるキャッシュバック率の低さがネックです。

0.2%ということは1,000円の利用で2円、10,000円の利用で20円しかキャッシュバックされません。

公共料金や携帯電話代などを合わせて、月に10万円を使ったとしても200円しかキャッシュバックされないため、特典目当てのデビットカードとしては物足りなく感じられます。

お得感を感じたいのであれば、他のポイント&キャッシュバック率の高いデビットカードも別に持っておくべきでしょう。

三菱UFJ-VISAデビットカード」の公式サイトはこちら

3.SonyBankWALLET(VISAデビットカード)

3.SonyBankWALLET(VISAデビットカード)

ネットバンクのソニー銀行が発行しているデビットカードです。

年会費と発行手数料が無料で、ソニー銀行の口座を作る際には必ず作っておきたいカードです。

特徴

最大の特徴はキャッシュバック率の高さです。

0.5%~2.0%までキャッシュバックをしてくれるのは、ソニー銀行VISAデビットカードの最大の特徴でもありメリットです。

キャッシュバック率は、外貨預金優遇制度と連動しており、適用ステージによってキャッシュバック率が変動する仕組みです。

ただ外貨預金は元本保証がされないため、金融知識が無い人にはあまりおすすめできない金策です。

おすすめの理由

外貨預金を普段からしている人は、預けてある外貨を使って支払いができます。

為替手数料も安いため、海外旅行や海外出張が多い人におすすめのデビットカードです。

通常のVISAデビットカードで海外のショップやサービスを支払う場合には、日本円に換算した上でお金を支払うことになります。

その場合、為替手数料や、事務手数料を差し引かれた金額がデビットカードから引き落とされてしまいます。

外貨で支払えるSonyBankWALLETは、そういった手数料がないため、他の海外使用可能なデビットカードに比べてお得にショッピングやサービスを受けることが可能です。

注意点

最大還元率である2.0%になるまでのハードルが高いことが注意点です。

2.0%の還元率のステージに上がるためには、外貨預金残高と投資信託残高が合計で1000万円以上なければ、2.0%の還元率を得ることができません。

還元率1.0%にシルバーステージには、月末の総残高(円と外貨)が300万円以上or外貨預金の積立購入月間合計5万円以上or投資信託積立プラン月間合計5万円以上のどれかで達成できます。

teacher
2.0%の還元率を得るためには、ある程度の高収入が必要になることを覚えておきましょう。

SonyBankWALLET(VISAデビットカード)」の公式サイトはこちら

4.住信SBIネット銀行デビットカード

4.住信SBIネット銀行デビットカード

ネット銀行大手の住信SBI銀行が発行するVISAデビットカードです。

円とドルの2種類の通貨での決済に対応しています。

特徴

VISAデビットカードとして、日本で初めてVISAペイウェーブに対応しました。

VISAペイウェーブとは、加盟店にあるVISA認証機に、カードをかざすだけで支払いができるというサービスです。

金額によっては暗証番号の入力が求められることもありますが、サインレスでスピーディーな支払いができるのが特徴です。

電子マネーのWAONや、交通系ICのような使い方ができるということですね。

また、先ほども少し触れましたが、円だけでなく、米ドルでの決済にも対応していることも大きな特徴です。

海外、特に米ドルが使える地域では、かなり融通の利くカードですね。

おすすめの理由

特徴でもある、VISAペイウェーブは、日本国内で使える所はまだまだ少ないですが、今後東京オリンピックの影響で、海外からの観光客向けに設置店が増加することが見込まれています。

クレジットカードやデビットカードでもっとも不安なのが、「カード情報のスキミング」です。

不正利用などにつながる恐れもあり、カードを店員さんに渡すのは気が引けますよね。

海外では、VISAペイウェーブでの支払い方法が取れなければ、信頼できないショップとしてみなされることもあるくらいです。

セキリュティ―がしっかりしている支払い方法を選択できるというのは、大きなメリットになります。

また、利便性の高いポイント付与還元率もおすすめの理由の一つです。

0.6%の還元率で、ポイントが貯まると100ポイント単位(1000ポイント以上から)で現金または、マイルに交換できます。

交換レートは1ポイント=1円、100ポイント=40マイルですので、キャッシュバックとポイント付与、マイル付与があるということになります。

また、住信SBIネット銀行のスマートプログラムに、デビットカードの利用も含まれるようになりました。

1から4のランクがあり(4が最高ランク)、ATM出金手数料の無料回数や、振り込み手数料の無料回数が増える仕組みです。

デビットカードを使えば使うほど、ランクがアップしてお得になります。

注意点

住信SBIネット銀行VISAデビットカードは、これまで紹介してきたVISAデビットカードに比べると、デメリットが比較的少ないのが強みですが、唯一注意するべき所は、スマートプログラムの恩恵を受けるためのハードルが少々高いという点です。

  • 一番低いランク1では、ATM出金手数料が2回まで無料、他行への振り込み手数料が1回まで無料です。
  • ランク2になると、ATM手数料無料が5回、振り込み手数料が3回までアップします。
  • 最大ランクになると、ATM手数料無料と振り込み手数料無料が15回まで上がります。

ATM出金手数料は1回につき108円、振り込み手数料は1回につき154円ですから、ATMをよく使う人や、振り込みを多くする人にとっては大きな出費になります。

ランク4になるためには、外貨預金と仕組預金額の合計額が500万円以上、もしくは外貨預金と仕組預金の合計額が300万円以上+住宅ローン月末残高ありの場合に限られます。

ある程度、金融知識のある方でないと、運用が難しいのも事実です。

住信SBIネット銀行デビットカード」の公式サイトはこちら

5.GMOあおぞらネット銀行VISAデビット付きキャッシュカード

5.GMOあおぞらネット銀行VISAデビット付きキャッシュカード

2018年、多くのデビットカード比較サイトで最も高い人気を誇るのが、GMOあおぞらネット銀行が発行するVISAデビット付きキャッシュカードです。

2018年7月にスタートしたばかりの期待の新人VISAデビットカードです。

特徴

あおぞら銀行と、インターネット大手のGMOがタッグを組んで設立されたのが、GMOあおぞらネット銀行です。

これまで紹介してきた数々のVISAデビットカードのメリットを詰め込んだ、ハイスペックさが特徴です。

おすすめの理由

まずは還元率です。

ポイントではなくキャッシュバックが0.6%で2018年10月31日まではオープン記念として1.0%の還元率になっています。

しかも年会費は永年無料でこれほどのキャッシュバック率は、SonyBankWALLETの基本キャッシュバック率0.5%を超えています。

そして、住信SBIネット銀行VISAデビットカードが持っている「VISAペイウェーブ」にも対応しています。

極めつけは海外での出金手数料が無料という点です。

teacher
海外でのショッピング利用時には、PayPay銀行のVISAデビットカードのATM手数料と同じ3.02%の手数料が必要になりますが、ATMでの現地通貨を引き出す際の手数料が無料というのは、かなりお得ですね。

注意点

GMOあおぞらネット銀行VISAデビットカードの唯一の欠点が、提携しているATMがセブン銀行しかないという点です。

現金を引き出したいときに、近くにセブンイレブンが無ければ、まったく使えないカードという点は注意すべきです。

カードで支払う専用のカードとして考えておいたほうがよさそうです。

GMOあおぞらネット銀行VISAデビット付きキャッシュカード」の公式サイトはこちら

VISAデビットカードを選ぶならトータルコスパで選べ!

VISAデビットカード2018年のおすすめを紹介してきました。

今回紹介していませんが、楽天VISAゴールドカードは今後ランキングが上位になる可能性を秘めています。

デメリットでも少し触れましたが、年会費が倍になり、基本ポイント還元率が楽天JCBデビットカードと同じ1.0%まで上がったからです。

楽天VISAシルバーカードも年会費がこれまでとは倍となる2,160円で基本ポイント還元率が、1.0%まで引き上げられましたが、楽天VISAゴールドカードの海外旅行へのサポートや、それ以外の特典を考えると圧倒的にゴールドの方がおすすめです。

高額な年会費ではありますが、海外出張や海外旅行が多い方には一番おすすめできるVISAデビットカードです。

来年のおすすめランキングでは上位になる可能性が高いです。

これまで紹介してきたVISAデビットカードの中でどれを選ぼうか迷っているのであれば、「トータルコストパフォーマンス」で選ぶべきです。

自分のライフスタイルや、メインバンクなどで、どれぐらいお得に使え、使い勝手が良いかを基準にすれば、あなたにピッタリのVISAデビットカードが見つかるはずです。

ぜひ1枚は作っておきましょう。


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