目次
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の概要
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)は、インターネットショッピングサイト「楽天市場」の他、格安SIM「楽天モバイル」や、「楽天証券」などを運営する楽天グループの企業銀行である楽天銀行が発行しているデビットカードです。日本で2番目に誕生したネット銀行「イーバンク銀行」が前身ですが、2010年に楽天グループに買収され、現在の商号になりました。
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)の特徴には、「ネットで申し込みから受け取りまで完了できる」、「審査なしで発行可能」、「満16歳以上が発行可能」、「最大15.0%のポイントバック」、「楽天サービスの利用金額に応じてポイント還元率がアップする」、「海外事務手数料は3.024%」、「口座開設から1週間~10日前後で発行可能」、「キャッシュカード一体型」、「VisaPayWave対応」、「Visa認証サービスでセキリュティ対策ができる」、「利用明細をスマホでチェックできる」、「ショッピング保険年間30万円」、「国内外旅行傷害保険付帯」、「Visaゴールドカード優待特典付帯」、「出金限度額は1日0円~50万円の範囲で設定可能」、「海外利用限度額は1日20万円」などがあります。
最大のメリットは、楽天ブランドのデビットカードで唯一の国内外旅行傷害保険が付帯している所です。旅行中の万が一の事故などで負った怪我などを補償してくれる保険で、死亡や重度障害が残った場合、最高で1000万円の保険金が支払われます。他にも、傷害による治療費費用や、賠償責任を負った場合の補償など、かなり手厚い補償が付帯しています。
特徴的なサービスとして、ゴールドデビットカード会員優待特典があります。ホテル予約時の料金に対して25%が追加マイルとして還元されるサービスや、国際線のクロークサービス15%割引、海外Wi-Fiルーターレンタルのデータ通信料金が20%割引で受けられるなど、海外での利用に特化した特典が受けられます。
デメリットは、「年会費の高さ」です。有名ブランドのデビットカードとしては、高額な部類に入る「5,400円/年」が発生します。国内だけの利用では、JCBデビットカード(年会費無料)の方がお得でしょう。
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)は、海外旅行や、海外出張などが多い方におすすめのカードです。
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)のスペック
人気ランキング | 19位 |
カード名 | 楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)![]() |
発行会社 | 楽天銀行 |
国際ブランド | VISA |
カード種類 | デビットカード |
初年度年会費(税込) | 5,500円 |
2年目~年会費(税込) | 5,500円 |
年会費特典 | - |
発行期間 | 1週間から10日ほど |
キャッシュバック還元率下限 | - |
キャッシュバック還元率上限 | - |
ポイント還元率下限 | 1.00% |
ポイント還元率上限 | 1.00% |
ポイント・キャッシュバック情報 | - |
1日最大利用限度額 | 限度額なし |
審査 | 原則なし |
入会資格年齢 | 16歳以上 |
振込手数料無料特典 | - |
提携ATM手数料無料特典 | - |
独自サービス | - |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)のメリット
- 審査なしで発行可能
- 満16歳以上が発行可能
- ポイントバック1.0%~15.0%
- 楽天グループのサービス利用に応じてポイント還元率アップ
- 海外事務手数料3.024%
- ショッピング補償付帯
- 国内外旅行傷害保険付帯
- 盗難補償付帯
- ゴールドカード会員優待特典がある
- スマホアプリサイトと連携して家計管理ができる
- ポイント利用可能場所が多い
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)のデメリット
- 年会費が高額(5,400円/年)
- 使えないお店やサービスがある(ガソリンスタンドやETCなど)
- ネット銀行のため、対面サービスを希望する人にとっては不向き
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の年会費
年会費は5,400円です。ワンランク下のシルバーカードが2,160円の年会費が発生します。
JCBデビットカードは年会費永年無料ですが、付帯している保険がシルバーカード、ゴールドカードに比べると少ないです。
初年度年会費(税込) | 5,500円 |
2年目~年会費(税込) | 5,500円 |
年会費特典 | - |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)のポイント・キャッシュバック
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)では、カード利用額の1.0%がポイント付与されます。
また楽天グループの利用に応じて最大15.0%まで還元率を上げることが出来ます。
ポイントは楽天グループの各サービスの支払いや、提携企業でお金と同じように利用できます。

楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)のポイント還元率(キャッシュバック率)の上げ方
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)のポイント還元率(キャッシュバック率)をアップさせるためには、楽天グループの各サービスを利用する必要があります。
各サービスとポイント還元率は以下を確認してください。
サービス | 還元率 | 達成条件 | ポイント付与対象 |
---|---|---|---|
楽天カード | 2.00% | 楽天カード(種類問わず)を利用して楽天市場で買い物をする | 楽天市場でのカード利用額 |
楽天プレミアムカード 楽天ゴールドカード | 2.00% | 楽天カード(プレミアム・ゴールド)を利用して楽天市場で買い物をする | |
楽天銀行+楽天カード | 1.00% | 楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし | |
楽天市場アプリ | 1.00% | アプリを利用しての買い物 | 楽天市場でのアプリでの買い物金額 |
楽天証券 | 1.00% | 月1回500円以上のポイント投資 | 楽天市場での買い物金額 |
楽天モバイル | 2.00% | 通話SIM利用 | |
楽天TV | 1.00% | 楽天TVのNBAまたはパ・リーグSpecial加入・契約更新 | |
楽天ブランドアベニュー | 1.00% | 月一回以上の買い物 | |
楽天トラベル | 1.00% | 対象サービス・対象期間の利用 | 予約申込月の楽天市場での買い物金額 |
楽天ビューティー | 1.00% | 月一回1500円以上の利用 |
注目は、楽天市場アプリの部分です。全てのサービスの達成基準をクリアしていたとしても、楽天アプリから買い物をしないと、最大還元率15%にはならないという点には注意が必要です。
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)が使える店舗・企業・サービス
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)は世界各国のVisaマークがついた店舗やサービスに利用可能です。
ただし、海外ホテルのデポジット金(チャージ)には利用することができません。JCB、シルバーであっても同様ですので注意しましょう。
デビットカードの中では珍しくガソリンスタンドの給油に使えるカードです。ただし、口座残高に10,000円以上無ければ利用できません。
また、デビットカードは即時決済が原則ですが、ガソリンスタンドでの給油料金は引き落としまで2週間程度かかります。
引き落としの際の口座残高に注意しておきましょう。

キャッシュバック還元率下限 | - |
キャッシュバック還元率上限 | - |
ポイント還元率下限 | 1.00% |
ポイント還元率上限 | 1.00% |
マイル還元率下限 | - |
マイル還元率上限 | - |
ポイント・キャッシュバックモール | - |
ポイント・キャッシュバック情報 | - |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の申込条件・審査
- 入会審査:なし
- ご利用可能年齢:満16歳以上(普通預金口座の開設基準と同様)
審査 | 原則なし |
入会資格年齢 | 16歳以上 |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の発行スピード
発行期間 | 1週間から10日ほど |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の限度額
デビットカードであるため、基本的に口座にある金額が限度になりますが、1日に利用できる限度額には上限が設定されています。
限度額内で、自由に上限値を決めることもできます。1回と1日で0円~50万円まで自由に設定可能です。
海外での利用限度額は、1回と1日の限度額が20万円(0円~20万円の範囲で設定可能)となっています。
国内での利用限度額
1回最大利用限度額(引き出し) | 50万円(0円~50万円まで設定可) |
---|---|
1日最大利用限度額(引き出し) | 50万円(0円~50万円まで設定可) |
海外での利用限度額
1回最大利用限度額(引き出し) | 20万円(0円~20万円まで設定可) |
---|---|
1日最大利用限度額(引き出し) | 20万円(0円~20万円まで設定可) |
1日最大利用限度額 | 限度額なし |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の保険
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)には、不正利用時の補償に加え、ショッピング保険、国内外旅行傷害保険が付いています。
紛失や盗難に伴う不正利用があった場合、届け出した日からさかのぼって、30日前から60日後の合計91日間に行われた不正利用に損害に対して、年間100万円まで補償してくれます。
ショッピング保険は、カードを利用して購入した商品に対して購入日から60日間、偶然の事故による破損や盗難などの損害を年間30万円まで補償してくれます。
ただし、自己負担額が1回あたり5,000円の費用が必要になります。
国内外旅行傷害保険は、傷害死亡、後遺障害、賠償責任が発生した場合で最高1000万円の補償が支払われます。
また、傷害治療費用、疾病治療費用、救援者費用として、最高100万円が支払われます。
ただし、保険が適用されるのは、「公共交通乗用具に搭乗している間に被った傷害および旅館、ホテル等の宿泊施設に宿泊している間に被った火災または破裂・爆発による傷害」に限られます。
不正利用時の補償 | ○ |
ショッピング保険 | ○100万円 |
旅行傷害保険 | ○最高1000万円※利用付帯 |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の口座特典
楽天銀行ゴールドデビットカード(VISA)を作って、取引回数や、残高を一定以上クリアすると、ハッピープログラム対象となり、ATM手数料と他行への振込手数料の無料回数が増えます。
最大でATM手数料が月7回、他行振込手数料が月3回まで無料になります。ステージアップの条件は以下です。
ステージ名 | 条件 | ATM利用無料回数 | 他行振込手数料無料回数 | ポイント還元率 |
---|---|---|---|---|
スーパーVIP | 残高300万円以上or取引30件以上 | 7回 | 3回 | 3.00% |
VIP | 残高100万円以上or取引20件以上 | 5回 | 3回 | 3.00% |
プレミアム | 残高50万円以上or取引件数10件以上 | 2回 | 2回 | 2.00% |
アドバンスト | 残高10万円以上or取引5件以上 | 1回 | 1回 | 1.00% |
ベーシック | なし | なし | なし | 1.00% |
振込手数料無料特典 | - |
提携ATM手数料無料特典 | - |
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)の独自サービス
ゴールドカード会員優待特典のコストパフォーマンスが高い
先ほども少し触れましたが、ゴールドカード会員優待特典のコストパフォーマンスは、年会費のデメリットを考えてもかなりお得です。
主な特典として以下の4つを確認していきます。
- 国際線を利用する際、空港で一時的に手荷物を預けることができるサービスで、通常料金より15%OFFで利用できる。(2019年3月31日まで)
- Visa-Kaligo専用ページからホテルを予約すると、更に25%追加マイルをもらえる。(2018年12月31日まで)
- 海外から帰国後、海外でのVisaカード利用控えの提示で、通常平均2,400円が1個目500円(税込)。2個目以降は通常料金より15%OFF。日本から出国時、1個目から通常料金より15%OFFで利用できる。(2019年3月31日まで)
- 海外モバイルWi-Fiルーターレンタルのデータ通信料金が、20%OFFで利用できる。(2019年3月31日まで)
年会費の5,400円を支払っても十分に元が取れます。海外利用にはぜひ利用したい特典が多いですね。

VisaPayWave対応
Visaデビットカードの中では、比較的早い段階でVisaPayWaveに対応しました。
スキミング対策として、全世界のVisa加盟店で導入されている決済方法で、カードを専用端末にタッチするだけで支払いが完了するため、カードを店員に手渡さなくてもよいというメリットがあります。
カード情報を盗まれる危険性も少なく、またVisa認証と併用してあることから、かなりセキリュティ面が強いデビットカードであると言えるでしょう。
立替サービス | - |
独自サービス | - |
年会費の安さ・コストパフォーマンス
3
ポイントや優待のお得さ
7
発行銀行の特典(ATM手数料・振込手数料・為替手数料などの優遇)
4
使い勝手の良さ(アプリ・限度額設定・利用明細・マイページ・サポート対応等)
7
保険(海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険・・・)
8
5.8点/10点
普通
職種:一般社員(その他)
月額カード利用額:1万円~5万円未満
デビットカード利用歴:3年~5年未満
このデビットカードを選んだ理由
該当なし
よく使うシチュレーション
審査が通りそうだったから
ネットショッピングの買い物
ゲームの支払い
デビットカードを利用しはじめた理由
学生時代、厳しい親の方針でクレジットカードを持つことができませんでした。しかし、世の中見渡してみるとクレジットカードが無いと買えないものだらけで、クレジットカードを持っていないというだけで日常生活に多大な不利益を与えてしまいます。クレジットカードがなかったせいで購入を諦めたものは10個や20個では済みませんでした。親の反対理由は「クレジットカードがあると、使いすぎて後で払えなくなってしまうから」ということだったので、「銀行口座に入っている残高分しか使うことのできないデビットカードなら持ってもよいか?」と親に交渉したところ、渋々許可が降り、ようやくカードで決済するものを購入できるようになりました。
選択したデビットカードを利用していて良かった点・満足しているところ
利用し始めた理由とかぶってしまいますが、何と言っても銀行口座にある残高分しか使用することのできないデビットカードであるという時点で、「クレジットカードが無いと買えないものが買える」「親が反対する理由を回避することができる」というメリットが有りました。固有のメリットとして、まずポイント還元率は高めです。さらに、ATMの対応幅がかなり広いというのも有りました。そのためどこでも引き出しやすい銀行口座として積極的に利用していました。また、保険がものすごく充実しています。紛失・破損・盗難などの被害に即対応してくれるのは、よく機械の故障トラブルに出くわす自分にとってはかなり精神的な安心をもたらしてくれました。
選択したデビットカードを利用していて悪かった点・不満
残念ながら自分は年会費分のメリットを得ることはできませんでした。学生時代まだま情報弱者で自分に合った適切なカードを選べていなかったというのも大きいのですが、海外旅行によく行く人でないとなかなか紛失・破損・盗難の被害に遭う機会もなく、毎年6000円がガクッと口座から減っていくのは少し辛いものが有りました。また、ATMの利用手数料が無料になる条件が結構複雑で、上手くやらないと手数料だけで結構損します。残高がなくなって引き落としされなくなると非常に困るのでいつも多めに入れてましたから幸い引っかかる機会は少なかったですが、仕組みをよく理解しないで使っていると損をするというのはどんなサービスでも同じなのかもしれません。
年会費の安さ・コストパフォーマンス
10
ポイントや優待のお得さ
8
発行銀行の特典(ATM手数料・振込手数料・為替手数料などの優遇)
7
使い勝手の良さ(アプリ・限度額設定・利用明細・マイページ・サポート対応等)
7
保険(海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険・・・)
7
7.8点/10点
満足
職種:個人事業主/自営業者
月額カード利用額:10万円~20万円未満
デビットカード利用歴:1年~2年未満
このデビットカードを選んだ理由
年会費が安いから
ポイント還元率が高いから
よく使うシチュレーション
コンビニ
レストラン
オンラインサービスの支払い
デビットカードを利用しはじめた理由
クレジットカードが一時期発行が出来なくなったためです。オンラインで買い物などをする時にクレジットカードが使えないと購入できないお店などもありましたので、その時にデビットカードは重宝致しました。また、クレジットカードとは違い、銀行口座から、その場で引き出しされるので収入支出がはっきりわかった便利でしたし、私みたいな無計画な人にはかなり向いているカードと思いました。また、ポイントも溜まりやすいのも良い点でした。当時は、資金繰りに困っていて、お金もなかったので、ポイントで食品などを購入したりして、生活を維持しておりました。私みたいな収入と支出がわからなくなるような人にはオススメのカードかと思います。
選択したデビットカードを利用していて良かった点・満足しているところ
当時クレジットカードが作れない状況でしたので、クレジットカードでしか決済ができないオンラインサービス系が決済出来るのが良かったです。また、見た目がゴールドカードでしたので使っていて惨めな思いもありませんでした。次に良かったのは、楽天ならではのポイントバックが多い点が良かったです。楽天で買い物をするとポイント10倍やデビットカード決済でポイント2倍など色々なポイントのメリットがありました。そして、デビットカードの一番の良いところは収入と支出がオンタイムでわかることです。クレジットカードでオンラインで確認しても後から請求などが結構あり支出の総額がわかりにくかったです。デビットカードになってからはオンタイムでわかるので計画性を持って使用できるようになりました。
選択したデビットカードを利用していて悪かった点・不満
デビットカードを使用していて不満な点は少しですがありました。特に仕事で接待など使う時に、人数などが多くなると支払う金額も高くなってきます。クレジットカードであれば、その場の立替などがスムーズにできるのですが、デビットカードだと通帳に残高がないと決済が出来ないので、接待で使う時は緊張しながら使ったことを覚えております。今お金がないけど、後からお金が入るのに使えないと言う状況で使えないのが一番辛かったです。あと、一部のオンラインではデビットカードではなく、クレジットカードでなければ会員になれないや決済が出来ない場面などもあり、そういう時は不満に思いました。また海外使う時も残高を気にしながら使用しなくてはいけないので使いにくいと思いました。通帳に補填したくても、海外だと補填が難しかったりするので。