OKBデビット（JCB）徹底分析／年会費・ポイント・キャッシュバック・限度額・保険・銀行サービス・口コミ評判。他のデビットカードと比較してわかったメリットデメリット

OKBデビット（JCB）

OKBデビット（JCB）の概要

OKBデビット（JCB）は、地方銀行である大垣共立銀行が発行しているデビットカードです。

大垣共立銀行は、岐阜県大垣市に本店を置く地方銀行で、マス・リテール戦略に基づいた全国発の独自サービスが多い銀行としても有名です。ドライブスルー専用店舗や、女性行員によるアイドルユニットOKB45などが代表的で、地域に密着しながらも、多くのユニークな話題を提供する金融機関です。

歴史も古く、起源は明治29年に開業した第百二十九国立銀行が前身で、戦前から愛知県内外に強い影響力を持った銀行でもありました。現在は、国際化やデジタル化が進み、東海3県に本店がある地方銀行、第二地方銀行の中ではトップの預かり資産額と個人ローン契約額を誇っています。

OKBデビット（JCB）の特徴には、「年会費初年度無料」「ネットやスマホで申し込みから受け取りまで完了できる」「審査なしで発行可能」「満15歳以上（中学生は除く）が発行可能」「0.1％のポイント付与」「提携店舗の利用で最大0.5％のポイント還元を受けられる」「デビットカード単体型」「申し込みから2週間程度で発行可能」「生体認証サービスが使える」「利用明細と利用代金をメールで通知してくれる」「海外ショッピング利用と現地通貨引き出し時の事務手数料が3.0％（ATM手数料無料※ATMによってはATM利用手数料が発生する」「海外ショッピング保険年間100万円保証期間90日」「国内外旅行傷害保険最大3000万円（利用付帯）」「不正利用補償無制限」「限度額は1日1000円~200万円の範囲で設定可能」「海外現地通貨引き出し限度額は1日1000円~50万円の範囲で設定可能」などがあります。

最大のメリットは、OkiDokiポイントの交換率の高さです。カード自体の還元率は0.1％と低いですが、他の有名ポイント（楽天スーパーポイントやTポイント）と交換する際には、1ポイント＝5ポイントで交換できるなど、実質的な還元率は最大で2.5％とセブン銀行や楽天銀行のポイントプログラムと比べても遜色ない還元率と言えます。

特徴的なサービスとして、デビットカード単体型ということが挙げられます。他のデビットカードはキャッシュカードと併用している場合がほとんどですが、OKBデビット（JCB）はデビットカード単体型という特殊なタイプのデビットカードです。キャッシュカードの機能が無いため、デメリットにもなるかも知れませんが、使い方によっては、使い過ぎを防止できるというメリットも生まれます。

デメリットは、ある一定の曜日の時間帯が利用できないという点です。他のデビットカードは24時間365日使えるのに対し、OKBデビット（JCB）では日本時間の日曜21:00~月曜朝の7:00まで利用することが出来ません。システム上の関係ではありますが、使えない時間帯があるのは、JCBブランドを冠しているデビットカードとしては、使い勝手が悪いと言えるかも知れません。

OKBデビット（JCB）は、東海地方在住で、キャッシュレスで買い物をしたいという方におすすめのデビットカードです。

OKBデビット（JCB）のスペック

人気ランキング	67位
カード名	OKBデビット（JCB）
発行会社	大垣共立銀行
国際ブランド	JCB
カード種類	デビットカード
初年度年会費（税込）	1,100円
2年目～年会費（税込）	1,100円
年会費特典	-
発行期間	-
キャッシュバック還元率下限	-
キャッシュバック還元率上限	-
ポイント還元率下限	0.50%
ポイント還元率上限	2.50%
ポイント・キャッシュバック情報	一定額以上の利用でポイント50％UP スターバックスポイント5倍 セブンイレブンポイント3倍 海外利用でポイント2倍
1日最大利用限度額	200万円
審査	原則なし
入会資格年齢	15歳以上（中学生を除く）
振込手数料無料特典	-
提携ATM手数料無料特典	-
独自サービス	海外旅行傷害保険3000万円まで付帯

OKBデビット（JCB）のメリット

• 年会費初年度無料
• デビットカード単体型
• OkiDokiポイント還元0.1％~0.15％（実質0.5％~2.5％）
• 海外事務手数料3.0％
• 海外現地通貨引き出しATM手数料無料（現地ATMの手数料がある場合も）
• 不正利用補償付帯無制限で補償
• 海外ショッピング保険付帯年間100万円まで補償
• 国内外旅行傷害保険付帯※利用付帯

OKBデビット（JCB）のデメリット

• 利用しなければ年会費が発生する
• キャッシュカード機能が使えない
• 利用できない曜日と時間帯がある
• 使えないお店やサービスがある（ガソリンスタンドやETCなど）

OKBデビット（JCB）の年会費

年会費は初年度無料ですが、2年目以降は1,100円（税込）が発生します。ただし以下の要件を満たしていれば、2年目以降の年会費が無料になります。

1. 1．年間利用額10万円以上（年会費・再発行手数料、海外現地通貨引き出しサービス利用分、遅延損害金は含まない）
2. 2．22歳以下

年間利用額10万円以上は、単純計算で1カ月9,000円以上の支払いをデビットカードで行なえば達成できるので、それほど難しいことではありません。会社の昼ご飯代の支払い用として利用してもいいでしょう。

22歳以下の会員は、2年目以降でも年会費が無料になります。15歳以上（中学生を除く）から発行できるため、子供さんのお小遣いの管理などでも活用できますね。

OKBデビット（JCB）のポイント・キャッシュバック

OKBデビット（JCB）は、カード利用額の0.1％をポイント付与します。1,000円の利用で1ポイントですので、貯めにくいと思われるかも知れませんが、他の有名ポイントに交換する際には1ポイント＝5ポイントで交換できるため、実質的には最大で2.5％のポイント還元を受けることが出来ます。

また、1回の買い物で1,000円以下の場合でも、毎月の利用額分全てを合計してからポイントが付くため、ポイントの取りこぼしが無いという点も嬉しいですね。

ポイントの有効期限はポイント獲得月から24か月後まで有効です。ポイントを商品や他ポイントと交換した際には、失効期限に近いものから使われていきます。

OKBデビット（JCB）のポイント還元率（キャッシュバック率）の上げ方

OKBデビット（JCB）のポイント還元率は、0.1％ですが前年の利用金額に応じて最大で0.15％まで還元率を上げることが出来ます。利用金額に応じた還元率は以下の表を確認してください。

利用金額には、カード年会費、カード再発行手数料、遅延損害金、電子マネーチャージ利用分、募金、海外現地通貨引き出しサービス利用分は対象外です。

OKBデビット（JCB）が使える店舗・企業・サービス

OKBデビット（JCB）は世界各国のJCBマークがついた店舗やサービスに利用可能です。Visaに比べると利用可能店舗数は少ないですが、日本国内であれば、ほとんどの商業施設で利用可能です。

海外の現地通貨をATMで引き出すことも可能です。ATM手数料は無料ですが、為替手数料として3.0％が発生します。また、現地のATM利用手数料が別で発生する場合もあるため、現地のATMを利用する際には注意が必要です。

OKBデビット（JCB）の申込条件・審査

• 入会審査：なし
• ご利用可能年齢：満15歳以上（中学生を除く）

OKBデビット（JCB）の発行スピード

OKBデビット（JCB）の限度額

デビットカードのため、口座にある金額が限度額になります。国内外ショッピング利用の限度額は1回と1日、1カ月で1,000円~200万円の間で自由に設定できます。初期設定では50万円になっているため、変更する場合には、JCBのインターネットサービス「MyJCB」で変更する必要があります。海外のATMで現地通貨を引き出す場合は、1回と1日、1カ月で1,000円～50万円まで自由に設定可能です。

OKBデビット（JCB）の保険

OKBデビット（JCB）には、不正利用時の補償が付いています。紛失や盗難に伴う不正利用があった場合、届け出した日を含めて60日前から発生した被害額を無制限で補償してくれます。

ショッピング保険は海外でのショッピングのみ対応しています。購入日から90日間、年間で100万円まで補償してくれます。

国内外旅行傷害保険も付帯しています。他の傷害保険付きデビットカードに比べて補償が手厚いです。ただし、利用付帯という条件がありますので、旅行代金の支払いなどでOKBデビット（JCB）を利用する必要があります。

OKBデビット（JCB）の口座特典

大垣共立銀行独自の口座特典が「サンクス・ポイントプログラム」です。利用している銀行取引に応じてポイントが発生し、そのポイントを利用することで、ATM利用手数料が無料になるなどの特典を受けることが出来ます。OKBデビット（JCB）はキャッシュカード機能が無いため、ATMで現金を引き出す際には、別のキャッシュカードが必要になります。サンクス・ポイントプログラムのサンクス・ポイントプログラムト（JCB）の利用金額も含まれています。詳しい取引内容とポイントは以下です。

貯まったポイントを金融特典に利用することで、ATM利用手数料を1年間無料にすることが出来ます。ATM手数料無料特典を受けるためには、5000ポイントが必要になります。それ以外にも定期預金の金利特典や、地域食材と交換できるサービスなどが有ります。

OKBデビット（JCB）の独自サービス

サンクス・ポイントプログラム

先ほども触れましたが、サンクスポイントという独自のポイントサービスを行なっています。金融特典もユニークで便利なものが多いです。他にも地域名産といった食材との交換、地域自治体の公共施設の利用代金などにも利用できます。

JCB　ORIGINAL　SERIESパートナー

有名企業が加盟しているJCBオリジナルシリーズパートナーを経由してOKBデビット（JCB）を利用するとOkiDokiポイントの還元率が一気にアップします。最大で6倍までアップさせることが出来ます。提携企業と倍率は以下です。

OKBデビット（JCB）の口コミ評判

OKBデビット（JCB）

8

年会費の安さ・コストパフォーマンス

8.0/10

ポイントや優待のお得さ

8.0/10

発行銀行の特典（ATM手数料・振込手数料・為替手数料などの優遇）

8.0/10

使い勝手の良さ（アプリ・限度額設定・利用明細・マイページ・サポート対応等）

8.0/10

保険（海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、ショッピング保険・・・）

8.0/10